承久の乱 幕府と朝廷の絆がゆらぐ
タイトル:承久の乱 幕府と朝廷の絆がゆらぐ
シリーズ:ものがたり日本の乱
著者:小前亮
イラスト:斎賀時人
出版:理論社
刊行日:2024年06月20日



[内容紹介]

 鎌倉幕府は、源頼朝の死後、有力者たちが政権闘争をくり広げていた。北条時政・義時親子は、ライバルたちを次々と追い落とし、三代将軍源実朝を、北条氏が支える体制をつくった。実朝は、朝廷からも信頼を寄せられていたが、ある出来事をきっかけに、幕府と朝廷の絆がゆらぎはじめる。後鳥羽上皇は、闘争に明け暮れる武士たちを嫌い「幕府を支配する悪の根源を討て!」と命じる。一方、鎌倉幕府では、頼朝の妻・北条政子が「頼朝様がつくった幕府を守れ!」と御家人たちを鼓舞する。こうして、朝廷と幕府の戦い、承久の乱が始まった。