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[内容紹介] 日本軍は第三次ビスマルク海戦に敗れ、ビスマルク諸島の制圧に失敗。以降、機動部隊で米輸送船団を叩くことで、補給線寸断を狙う戦略を採る。しかし、対する米国もトラック島沖にて日本輸送船団を攻撃し、戦局は膠着の一途を辿っていた。一方、欧州戦線では連日、米英の戦略爆撃を受けるドイツに疲弊が目立ち始める。中立を守るイタリアを動かすため、連合軍はマルタ島に進出。外交戦が活発化する中、ソロモン諸島沖にて輸送船を狙う連合艦隊と、護衛にあたる太平洋艦隊がついに激突。巨大空母四隻による一大決戦が幕を開ける。両陣営、新型戦闘機を導入した戦闘の行方はーー? 著者の言葉「兵器には、零戦とグラマン社の戦闘機、メッサーシュミットとスピットファイアのように、ライバルが存在します。戦闘機や戦車であれば、ライバル同士の直接対決が頻繁に起こりますが、軍艦同士となりますと、ライバル対決が生起するとは限りません。「実際には起こらなかったライバルとの決戦」を描くのも、架空戦記の楽しみの一つです。本巻では、「世界のビッグ・フォー」と呼ばれた巨大空母同士のライバル対決を演出してみました」 |