不屈の海1
タイトル:不屈の海1
シリーズ:不屈の海
著者:横山信義
イラスト:高荷義之
出版:中央公論新社 C★NOVELS
刊行日:2018年06月25日
ISBN:978-4-12-501388-6


[内容紹介]

 一九四一年十二月七日、真珠湾攻撃の前日。宿毛湾では戦艦「大和」の公試運転が行われていた。世界最大最強の戦艦がその偉容を示す中、海面下には不穏な影が蠢いていた。一方、欧州では空前の好景気に沸くイタリアが参戦を拒否。大西洋では米駆逐艦がUボートを撃沈し、米独戦の火蓋が切って落とされた。緊迫する世界情勢の中、真珠湾に向かう帝国海軍第一航空戦隊は、航行中に米太平洋艦隊に補足されてしまい――。日本軍は、絶体絶命の窮地を覆すことができるのか? 「大和」なき皇国の反攻を描く新シリーズ、ここに開幕!

著者の言葉「架空戦記のシリーズをスタートさせるに当たり、毎回頭を悩ませるのが『主な登場人物のポジションをどこに置くか』です。戦闘シーンに迫力のある描写をしようと考えれば、艦長や砲術長、あるいは空母の飛行隊長といった役どころにするのが無難ですが、過去のシリーズとの違いも出さねばなりません。今回のシリーズでは、空母の飛行長をメインの一人に持って来ました。艦上機の搭乗員を統括する立場であり、空母では艦長に次ぐ重要なポジションですが、自ら操縦桿を握ることはないためか、やや地味で、縁の下の力持ち的なイメージがあります。本シリーズでは、飛行長の悩みや苦心なども読者の皆様にお伝えできれば、と思っています」