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[内容紹介] 戦艦「伊勢」「山城」の轟沈と引き替えに、連合艦隊は最重要拠点であるトラック環礁の防衛に成功した。しかし日本艦隊は、敵機動部隊への索敵の遅れから、引き続き防戦を強いられる。対空装備を強化した旗艦「大和」が奮戦する中、ついに索敵機「彩雲」が敵空母を発見。皇国の窮地を救うべく、新型戦闘機「零戦三三型」と艦上爆撃機「彗星」が奇襲に向かう――。一方で米太平洋艦隊は英艦隊と連携し艦隊戦の構えを取る。「大和」「武蔵」と米英両国の最強戦艦、太平洋の覇権を懸けた最終決戦の行方は! 白熱の戦記巨編、ここに完結。 著者の言葉「『艦隊決戦の勝利は戦争そのものの勝利に直結するわけではない』第四巻の著者の言葉で、筆者は上記のように書きましたが、八巻を費やして、ようやく『艦隊決戦の結果を、戦争の幕引きに繋げる』ことがかないました。『真珠湾攻撃の中止』から始まった本シリーズの太平洋戦争も、この巻で終幕です。ここまでお付き合い下さいました皆様、どうもありがとうございました。最後まで、お楽しみ下さい」 |