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[内容紹介] 戦艦「大和」の活躍により、連合艦隊はメジュロ沖海戦に勝利。さらに海戦の隙を縫い、「武蔵」がタラワ環礁に大打撃を与えることに成功した。両国のにらみ合いが続く中、突如クェゼリン沖に米新鋭空母エセックス級が出現。ルオット島を襲う新型戦闘機F6F?ヘルキャット?の驚異的な性能に、日本軍は空中戦における零戦優位の時代が終わったことを悟る。米国との圧倒的戦力差に対するため、山口多聞中将は軍令部にある作戦を提言する――。中部太平洋をめぐる、最後の決戦が幕を開ける! 著者の言葉「グラマンF6Fヘルキャットとエセックス級空母は、日本海軍の天敵と呼ぶべき厄介な相手でした。F6Fは零戦の無敵神話を崩壊させ、エセックス級空母は強大な攻撃力と太平洋を縦横無尽に駆け巡る高速性能、そして何よりも数の力によって、日本海軍を圧倒したのです。この二つの強敵が、本巻より登場します。物語が終盤に向かって動き出す中、いかにしてこの強敵と渡り合うかを御覧下さい」 |