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[内容紹介] 2度にわたる大海戦を経て、米機動部隊を撃滅した日本海軍。戦局に王手をかけるべく、山本長官直率の連合艦隊主力は決戦の地へと繰り出した。一方、米国も超大国の総力をもって、海空を埋め尽くす戦力を備えて待ち受ける。艦隊防空の守護神たる重巡「摩耶」は、旗艦「武蔵」とともに敵のただ中に飛び込むが――。ミッドウェーの奇跡から始まる戦記シリーズ、ここに完結。 著者の言葉「『もう一つのミッドウェー海戦』から始まった本シリーズも、この三巻で幕を閉じます。同時に、シリーズの主役を務めた重巡洋艦『摩耶』の戦歴も、終局を迎えます。一巻でも、二巻でも、『戦いの帰趨を決する主力』ではなく、『主力を支援する脇役』に徹してきた『摩耶』ですが、最後の局面で演じる役割につきましては、皆様御自身の目で御覧下さい」 |