八八艦隊海戦譜 終戦篇
タイトル:八八艦隊海戦譜 終戦篇
シリーズ:八八艦隊海戦譜
著者:横山信義
イラスト:高荷義之
出版:中央公論新社C☆NOVELS
刊行日:2014年08月25日
ISBN:978-4-12-501309-1


[内容紹介]

 欧州にて劣勢が続く独軍は、科学技術力を結集し、新型兵器V2、さらに衝撃の最終兵器の開発に成功した。一方太平洋では、トラックから撤退し進退窮まる日本軍が、情報参謀・磯崎稔の提案によりパラオに全戦力を集結。「大和」「武蔵」に加え近代化改装を終えた「劔」「燕」含む劔型四隻で一撃講和に最後の望みをつなぐ。対する米軍は、ニューハンプシャー級戦艦を始めとする新鋭戦艦九隻と新型探知機「ウェザーマン」を投入し兵力で圧倒せんとする! 著者作家生活20周年記念の戦記巨篇、ここに完結。

著者の言葉「八八艦隊計画艦一六隻の戦いも、本巻をもって終幕を迎えます。緒戦で米太平洋艦隊に大勝利を収めた栄光の艦隊も、長い戦争で消耗し、大半が戦没する結果となりましたが、日本海軍には最後の切り札が残っています。八八艦隊最後の生き残りにして、最強の艦と共に、読者の皆様を決戦の海に御案内いたします。なお第一巻でも書きましたが、本シリーズは著者の作家生活二〇周年記念ということでスタートさせていただきました。節目となったシリーズに、最後までお付き合いくださいました皆様に、心から御礼申し上げると共に、新たなシリーズでの再会をお約束したいと思います」