群龍の海4 「白い大艦隊」作戦
タイトル:群龍の海4 「白い大艦隊」作戦
シリーズ:群龍の海
著者:横山信義
イラスト:佐藤道明
出版:学研歴史群像新書
刊行日:2013年12月10日
ISBN:978-4-05-405864-4


[内容紹介]

1944年3月21日、米太平洋艦隊司令部は、トラック環礁の占領を宣言した。日本は、中部太平洋最大の要衝を失ったのだ。対日戦の早期決着を目論んで「白い大艦隊」作戦を発動した米海軍は、手始めに小笠原、マリアナ諸島を空爆と艦砲射撃で強襲して、日本軍の航空部隊を無力化した! 次なる米海軍の矛先は、一体どこに向けられるのか!?

作者より「本シリーズ世界における帝国海軍の戦艦は、金剛型を除いて、もっぱら巨大な広告塔の役割を果たしてきました。帝国海軍の象徴として健在ぶりを示し、国民の士気を高めるというのが表向きの理由でしたが、実際には、旧式艦が多く、米海軍の最新鋭艦に正面から立ち向かえるものではなかったからです。本巻では、その戦艦群が、日本本土を守るため、かつてない強敵に真っ向から勝負を挑みます。老将の意地とでも呼ぶべき戦いの行方を御覧下さい」