八八艦隊海戦譜 攻防篇2
タイトル:八八艦隊海戦譜 攻防篇2
シリーズ:八八艦隊海戦譜
著者:横山信義
イラスト:高荷義之
出版:中央公論新社C☆NOVELS
刊行日:2013年10月25日
ISBN:978-4-12-501267-4


[内容紹介]

日本海軍は豪州における米軍基地の無力化を図り、米豪分断作戦を実施。ブーゲンビルの無血占領に成功し、航空基地建設に着手していた。だが、突如としてB17が退去襲来。零戦が二〇ミリ弾で反撃するも、鉄壁の防弾装甲の前に阻まれ、戦線は膠着する。連合艦隊司令部は窮地に陥った南東方面艦隊を救出すべく、八八艦隊の投入を決定! 立ちはだかる巡洋艦「ハートフォード」、さらに新鋭戦艦「ミシガン」。戦艦同士が死闘を繰り広げる中、戦局打開の望みを託された決戦兵器・高速雷撃艇「瀑龍」が、混戦のソロモン海に突入する!!

著者の言葉「ソロモン諸島のブーゲンビル島は、山本五十六連合艦隊司令長官が戦死した場所として有名ですが、昭和一八年後半、日米の激しい死闘が行われた島でもありました。特に、一次から六次にわたるブーゲンビル島沖航空戦における航空機と戦闘員の消耗は激しく、その影響は、ミッドウェー海戦に次ぐとも言われています。本シリーズの第五巻では、この因縁の島が舞台となります。ブーゲンビルにおける戦いが、本世界の太平洋戦争にどのような影響をもたらすのかを見守っていただきたいと思います」