八八艦隊海戦譜 勇進篇1
タイトル:八八艦隊海戦譜 勇進篇1
シリーズ:八八艦隊海戦譜
著者:横山信義
イラスト:高荷義之
出版:中央公論新社C☆NOVELS
刊行日:2012年10月25日
ISBN:978-4-12-501220-9


[内容紹介]

日本海軍は、トラック環礁を奇襲せんとした米巡洋戦艦部隊を辛くも撃退。だがさらに戦艦一四隻を擁する米大艦隊が小笠原諸島近海まで進撃し、日本本土に艦砲射撃の危機が迫る。連合艦隊司令長官・嶋田繁太郎は総力をあげてこれを阻止すべく、八八艦隊全艦を以てしての迎撃を決定した。母島沖で敵機動部隊の漸減をはかる伊号潜水艦、上空では日米の最新鋭戦闘機が激突! 零戦の二〇ミリ弾がF4Fを圧倒し、日本軍は制空権を確保。戦艦「土佐」が、長砲身四〇センチ砲搭載のサウス・ダコタ級戦艦に挑むが……。迫真の海戦譜、第二弾!!

著者の言葉「日露戦争で、ロシア海軍に完勝を収めた日本海軍は、次は米国海軍を相手に今一度の栄光を手に入れたい、と夢想するようになります。八八艦隊計画は、その望みから生まれた気宇壮大な、そして見果てぬ夢でした。シリーズ二巻目では、その「夢」が現実のものとなり、帝国海軍連合艦隊と米国太平洋艦隊が、正攻法で激突します。渦巻く砲煙と炎の果てに待つものを、本作の主人公たちとともに、見届けていただきたいと思います」