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[内容紹介] 日英はエニウェトクの攻略に成功するも損耗激しく、「大和」「武蔵」の出撃が不可能となった。これを好機とみた米軍は大統領命令による「ハルバード」作戦を決行。太平洋の戦況を決すべく大艦隊を集結し、英太平洋艦隊の最重要根拠地トラックへの正面攻撃に打って出たのだ。制空権の防衛に死力を尽くす新型局地戦闘機「閃電」。英艦隊はキング・ジョージ五世とビスマルク級を以て米艦隊に挑むが、モンタナ級をも凌駕する新鋭艦「ケンタッキー」が立ちはだかる!激闘展開する環礁内へ、重雷装艦「大井」が突入するが…。 著者の言葉「第六巻より登場している米軍のモンタナ級戦艦は、史実では計画だけで終わりましたが、完成していれば、日本海軍の大和型と並び、世界の戦艦の頂点に君臨するはずでした。今回は、そのモンタナ級を、大和型抜きでどうやって倒すかが焦点のひとつになります。第八巻の終盤に登場したドイツ製の戦艦や、英国海軍のキングジョージ五世級戦艦、そして帝国海軍の水雷戦隊が米国最強の戦艦に挑戦した顛末につきましては、本巻をお読みいただければと思います」 |